セミナーの概要
「アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」を読んで、新しいビジネス・サービスについて考えた方も多いのではないでしょうか。
今回のセミナーでは、L&UX2021にもご登壇いただいた黒鳥社の若林恵さんをお招きし、カルチャーから見られる未来の可能性やDXへの応用を議論します。
- 日程
- 2021年7月21日(水)19:00~21:00
- 実施形態
- オンライン開催
- 参加費
- 無料
- 講師
- 株式会社ビービット 執行役員CCO 兼 東アジア営業責任者 藤井 保文
(書籍「アフターデジタル2 UXと自由」著者)
- ゲスト
- 黒鳥社 若林 恵 様
- 主催
- 株式会社ビービット
講師からのコメント
アフターデジタルトークVol.8は、若林恵さんにご登場いただきます。
若林さんの発信は、最近では次世代ガバメントやGDXなど、特に行政や街のDXに関する著作があり、アフターデジタル文脈で非常に親和性が高く、私もこの両著のファンですし、文章の書き方や内容だけでなく、デザイン、まとめ方など全てが素晴らしいため、編集者として尊敬しています。
しかし、生粋の音楽好きであり、卓越した知識と思想を持つ彼の魅力は、行政や街の話に留まらずカルチャー方面においても圧倒的な面白さを誇りますし、実はその方向性こそが、面白いものが生まれる未来の行き先を見据えているように思っています。
一度若林さんと話してみたいのが、「カルチャー版アフターデジタル」。
音楽やゲーム、エンタメはいつでも世界の一歩先を進んでいるにもかかわらず、ビジネスやDXという話になるとどうしても切り離して考えたり、「ゲームは遊びであり時間つぶしなので、暇な人がやるもの」と思っていたりすることも多いのではないでしょうか。正直、若林さんとカルチャーの話をしているときほど、DXやビジネスモデルに関して思考がドライブすることはないと言っても過言ではありません。
最近の若林さんの著作や情報発信に対する考えに触れながら、カルチャーから見られる未来の可能性やDXへの応用を議論します。お楽しみに。
講演者のご紹介
黒鳥社 若林 恵
平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書『だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月刊行)、『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』。「こんにちは未来」「〈働くこと〉の人類学」「blkswn jukebox」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
株式会社ビービット 執行役員CCO 兼 東アジア営業責任者 藤井 保文
1984年生まれ。東京大学大学院学際情報学府情報学環修士課程修了。
2011年、ビービットにコンサルタントとして入社し、金融、教育、ECなどさまざまな企業のデジタルUX改善を支援。 2014年に台北支社、2017年から上海支社に勤務し、現在は現地の日系クライアントに対し、モノ指向企業からエクスペリエンス指向企業への変革を支援する「エクスペリエンス・デザイン・コンサルティング」を行っている。2018年8月には『平安保険グループの衝撃―顧客志向NPS経営のベストプラクティス』を監修・出版。2018年9月からはニューズピックスにおいて、中国ビジネスに関するプロピッカーを務める。2019年3月には、IT批評家 尾原和啓氏と共著『アフターデジタル - オフラインのない時代に生き残る』を出版。
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