セミナーの概要
「アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る」を読んで、新しいビジネス・サービスについて考えた方も多いのではないでしょうか。
今回のセミナーでは独立研究者で、『ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す』著者である山口周さんをお招きし、UX型DXやユーザインサイトに根付いたビジネス・サービスを実現するための示唆をお伝えいたします。
- 日程
- 2021年3月31日(水) 19:00~21:00
- 実施形態
- オンライン開催
※本セミナーはオンライン配信のみ(会場開催なし)で実施いたします。
※セミナー視聴URLは、お申込みいただいた方に、事前にメールにてご連絡いたします。
- 参加費
- 無料
- 注意事項
- ※弊社からのメールを配信停止へと設定された場合、視聴URLをお届けすることができません。
セミナーをご視聴いただくあたっては、配信停止へと設定を変更されないようご注意ください。
講師からのコメント
AFTER DIGITAL TALK、第5回は山口周さんをお招きします。
アフターデジタル2でも「ニュータイプの時代」から抜粋し、山口さんの示す「役に立つより意味がある」というフレームワークを、中国型と対比した「日本が目指す社会」を考えるために引用させていただきました。
その意味でも、山口さんの思想や社会分析、提示される社会の在り方は、アフターデジタルシリーズを作るにあたっても大きな示唆になり、理論的背景になっています。
新著「ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す」では、我々の世界は「GDPベースで経済成長する」という単一的価値での成長に限界を迎えており、文明的な豊かさではなく、文化的な豊かさを追求するフェーズに来ていることを示しています。
これはアフターデジタル2で示す、「リバティー型のアフターデジタル社会」、つまり「意味に富んだ世界観型ビジネスが多様に生まれる社会」や、5月に開催するイベントで言う「人が、その時々で自分らしいUXを選べる時代へ」に通じる考え方です。
ビジネスや経済の観点のみで考えると到達できない理想論のように見えがちですが、逆に意味性と文化的豊かさに富んだ活動にこうした従来型ビジネスが脅かされているのもまた事実。
これらを紐解きながら、改めて「私たちが何を目指すべきなのか」を考え、UX型DXやユーザインサイトに根付いたビジネス・サービスを実現するための示唆を得ていきたいと思います。お楽しみに。
講演者のご紹介
独立研究者、著作家、パブリックスピーカー、株式会社ライプニッツ代表 山口周
独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表
1970年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める 独学の技法』(ダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)など。神奈川県葉山町に在住。
株式会社ビービット 執行役員CCO 兼 東アジア営業責任者 藤井 保文
1984年生まれ。東京大学大学院修了。上海・台北・東京を拠点に活動。国内外のUX思想を探究し、実践者として企業・政府へのアドバイザリーに取り組む。著作『アフターデジタル』シリーズは累計15万部を突破。AIやスマートシティ、メディアや文化の専門家とも意見を交わし、新しい人と社会の在り方を模索し続けている。
2021年54月、UXの有識者が世界中から参加するオンラインカンファレンス「Liberty & UX Intelligence(L&UX)」を開催予定。https://liberty-ux.com/
受付終了